2022-01-01から1年間の記事一覧
379 ダンテ、神曲においてトマスにグラティアヌスが二つの法廷に貢献したとの説明をさせる。 (注2 内的法廷という用語はトレント後の言葉、それまでは贖罪の、良心の法廷とよばれた。)380外的法廷は教会の裁判所、内的法廷は贖罪の法廷であった。グ…
Ex publico Decretales,l.3, titulus32,C.7Ex publico (https://www.thelatinlibrary.com/gregdecretals3.html を参照) CAP. VII.Sponsa de praesenti, non cognita, quae dicit, se velle religionem ingredi, compellitur infra certum tempus profiteri, …
aequitas in the corpus iuris canonici 雑なメモです aequitasは初期教父において用いられており、それはキリスト教固有の描かれ方をされたものとなっている。それは公平さといったアリストテレス的意味のみならず、慈愛、寛恕といったものをも示すものであ…
12世紀のカノン法は統一性と画期的な法の変化という点でそれまでの時代とは異なる。それまでは法集成が並立しており論拠の一義性は得られなかった。12世紀以前に絶対叙階が禁じられていたかなどなどの問題について、現在の法妥当性を前提にした理解では回答…